このレビューはネタバレを含みます▼
山田ノノノ先生の初期短編作品、6作+描き下ろし収録。デビュー作からもう絵が美しい…!病み系多め、どれもクオリティ高いけど「想定内の恋なんて」がめっちゃよかった!
「俺の愛は重いって言ってるけど俺の方が重い」
デビュー作。幼馴染みから恋人になった二人。普段はやんちゃっぽい愛斗の健気素直さ、亮平の重すぎる愛がツボ。描き下ろしも友達目線のこの二人。
「結局言うまで1時間以上かかった」
なかなか告白できなくて苦し紛れにやってみた催眠術が効いちゃった?話。まあそうだよねーなオチの中に、ヘタレ×ツンデレの愛がたっぷり。
「すれちがいコミュニケーション」
恋人同士の体育会系後輩×美人バンドマンな先輩。先輩がほんとに天使!後輩くんの年下らしい青さと男らしさもかっこいい。東間さん気になる〜。
「恋愛イデオロギー」
見事なまでのすれ違い幼馴染み。まああの告白シーンを目撃しちゃったらすれ違うのも無理ないよね。とりあえずいつかの大学生許すまじ。天罰下れ。
「本能とその最適解」
Dom/Subひとつめ。地味な花屋のDom×華やかで美しいSub。タイトルに納得!
「想定内の恋なんて」
Dom/Subふたつめ。外面はいい見下し男×歩く奇行ヤンキー先輩。先輩が可愛くていじらしくて、キュンが止まらない〜!相手の本質に気付いた時には手遅れな感じが最高によかった。これ長編で読みたいなあ。