ギヴン
」のレビュー

ギヴン

キヅナツキ

透明で切ない、でも美しい世界と物語

ネタバレ
2025年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミック派なので、本編が終わった時に、もうこれで彼等に会うことはないのか、でも素敵な物語を読めて幸せだったなと思っていたら10年後の話でまた彼等に会えて嬉しかったです。
それぞれの道を選択しながらも音楽で生きていけてるのもとても嬉しかった。
ほんとにすごい人は、自分の存在の尊さや影響力なんて考えないんだよね。ギヴンはそういうキャラクター達が集まって、誰かが誰かを引き上げて引っ張って、一緒に走ったり補いあったりして人生を進んでいく。与えて与えられてみんな生きている。
一巻の衝撃から十巻の大団円まで全部大好きです。
先生、透明で美しい話をありがとうございました。また何度も読み返します。
それから、数多ある才能の中から先生を見つけてくれた編集の方にも感謝です。(後書き参照)
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