伯爵令嬢サラ・クローリアは今日も赤い糸を切る
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伯爵令嬢サラ・クローリアは今日も赤い糸を切る

大橋キッカ/百川凛

ヒロインに報われてほしい。2巻読了追記!

ネタバレ
2025年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命の赤い糸、見える不幸に翻弄された令嬢の幸せはどこにあるのだろう?
ヒロインのサラは『破局の魔女』の異名を持つ黒髪、赤目の伯爵令嬢。
人の縁を繋ぐ赤い糸が見える特殊な能力があって、おまけにその糸を触って切ることができる。
初めて赤い糸を切ったのは自分の両親。
妻以外に愛する女性のいた父に唆されて切ってしまった赤い糸、結び直してみてもうまくいかず、結局入婿だった父は妻子を捨てて残された母に罵倒された重い過去から、家族と疎遠になり、他者との関わりを避けながら過ごすようになって学園でも孤立。
転機となるのは主人公アレックスとの出会い。
ある朝突然赤い糸が見えるようになったアレックスは、困惑するなか、自分の赤い糸を目の前で切ったサラに憤り、反発を抱きながらもサラと過ごすうちに『破局の魔女』と呼ばれながらも赤い糸を切るサラの行動の真意に気づき、彼女のことが気になり始める。
素っ気ない態度ながらサラの方もアレックスを無視することもなく、自覚のない信頼関係を築いていく2人。
人間関係が赤い糸というかたちで可視化され、見たくないもの、知りたくないものを否応なしに見せられ、傷ついてきたサラがアレックスと過ごすなかでどう変わっていくのか、今後の展開が気になる作品。
それにしても父親クソだな。
サラが報われるハッピーエンドを期待したい。

追記
2巻発売、購入、読了いたしました。
納得のラスト。
サラとアレックスは出会うべくして出会った運命的な縁(えにし)に結ばれていたのだと期待どおりの展開でほっとした。
大橋キッカ先生の作画も綺麗で最後まで満足な作品だった。
買って良かった。
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