社交界の毒婦とよばれる私～素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます～［ばら売り］
霜月かいり/来須みかん
よくある意地悪な義妹と虐げられてる姉の話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
義妹のマリンの性格が悪すぎるし、実父もセレナの母が嫌いだったからセレナのことも当然嫌ってるし、昔からの恋人だったけどセレナの母のせいでセレナの母が亡くなるまで結婚できなかった継母もセレナのことを虐げます。マリンを虐めてると周囲に見せるために、セレナには娼婦のようなドレスと化粧とマリンへのイジメを強要し、セレナは「社交界の毒婦」として周知され、わがままマリンのためだけに生かされています。そんなセレナが、バルゴア辺境伯の令息リオに構われ、倒れそうになったところを腕を掴んで助けてもらうのですが、手首にヒビが入ってしまって…そこから、純粋ですが人間の良し悪しに鼻のきくリオが、悪意しか感じられないマリンからセレナを守ってくれます。社交界の毒婦のドレスと化粧とイジメをしなくても良くなった清楚なドレスのセレナがかわいいです。
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