最終兵器彼女
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最終兵器彼女

高橋しん

この物語は、現実の少し前のはなしです。

2015年5月13日
武力には武力を、と叫ぶ政治家がいて、それが聞こえないふりをする国民がいて、戦争は起きるのかもしれない。読み終えて感じます。
愛する人のため戦う男も、その無事を願い待つ女も、無情に掻き消されていきます。戦争の無慈悲さ(裏側に、それに抗う人間の愛)を戦争を知らない私たちにも想像させてくれる、素敵な話です。
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