このレビューはネタバレを含みます▼
コーポ・ア・コーポも西村賢太も大好き、である。
この作品の最高な所は、「笑とけ!笑とけ!」精神だと思う。自分の中にもそれがあって、それを大事に生きているのだが、まさに具現化したような作品で堪らない。過去を笑ってくれるのはありがたさしかない。とりあえず生きるしかないから。
まゆみさんの あー! とか笑っちゃうんだけど分かるし泣ける。頼むからまゆみさんメンクリ通ってくれ。それを誰か伝えてくれ。ちなっちゃんと豚も見守りたい。豚いいやつすぎて幸せになってほしい。シヲちゃんも母親と色々確執あんだろう。サクライさんは一回捕まれ。みんないい方向で幸せになってほしいと思ったとて幸せなんて人によって違うんだよなあ
旦那があの映画が〜この本が〜と言いながら毒親と子供の関係を話す。はあ?バルバロ!見ろやワシはもう全部勉強しそこを過ぎ去ってここにいんだよと思いながら口を噤む。それもリアル。
自分が背負った荷物は自分で処理して笑うが勝ち。