このレビューはネタバレを含みます▼
老舗文具メーカー地方支店からやってきたエース新藤圭介25歳✕浮ケ谷慎38歳の年の差ラブです。
30歳以上の受けが読みたくて探して辿りつきました。
浮ケ谷が進藤君の未来を案じて別れますが、その期間が3年て長い期間が必要だったのかな、と。
高校3年生と社会人ならまだ分かるけど、もうお互い社会人だし、浮ケ谷は40近いんだよ。
20代の頃の時間軸とは違うんだから選択しようよ、と。
浮ケ谷が面倒臭いを通り越して、拗らせ過ぎに思えました。
進藤君のキラキラが自分には眩しいのも分かるし、進藤君にとって自分が全部初めてだと盲目になるから…。と
思う気持ちも分かりますよ、すごく。
ただもうね、40歳近いなら最後の恋にする覚悟で恋愛して欲しい。
結局3年後に再会したら付き合うし、一緒に住むこと決めているし、3年前は覚悟が足りなかったの?
進藤君に回り道させて、満足した?
浮ケ谷はこれが自分にとって最後の恋だって気付いていたんじゃないかな。
進藤くんも別れている3年間のあいだに結婚まで考えた相手がいるって。
このまま戻っても浮ケ谷が納得しないだろう、と思ったのも分からなくもないけど。
どうしても一途に思えなくなっちゃったんだよな。
どちらも、相手の全部を受け止めてあげて欲しかった。
おとなな「漢」なら覚悟決めんかい!