愛さずにはいられない、ど真ん中のBL

ネタバレ

2025年10月21日

このレビューはネタバレを含みます▼ 低身長を気にしてる系男子高校生の小夜と、高身長イケメン男子・樹の出会いから始まるBL漫画。
樹×小夜のカップルに加えて、樹の兄である晴人と、小夜たちの先輩・雨竜のカップリングなど、計3組の物語が絡み合うオムニバス形式の話になっています（その3組に留まらない関係性の萌芽も見られますが……）。
全10巻の物語は、基本的には明るくわちゃわちゃ感があります。ギャグも冴えていてところどころクスッと笑えますし、キャラクターたちもみんないい子。第一印象の悪いキャラも話が進むうちに好感度が上がっていく仕様です。中盤、びっくりするような悲しい展開も描かれるのですが、最後にはハッピーエンドを目指すエンタメ精神が愛されるゆえんでしょう。ぼろぼろ泣いてしまったシーンもあります。

アプリのコメント欄などで感想を拝見していると、「初めて読んだBL」「BLって少し抵抗があったけれど、『誰夢』からハマった」という意見をたくさん目にします。まさに読み始めの方に胸を張っておすすめできる、純粋でまっすぐなBL漫画です。一方、私はBL読みはじめてけっこう経ちますが、『誰夢』は非常に楽しみました。こういうのをいくらでも読みたいんだ！

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kotone さん

(女性/20代) 総レビュー数：0件
ペペロンチーノさん

(女性/50代) 総レビュー数：0件

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