1リットルの涙
」のレビュー

1リットルの涙

KITA/木藤亜也

何回見ても。

ネタバレ
2025年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何回本を読んでも何回ドラマを見ても色褪せる事なく泣いてしまう。
中学生の頃、難病で太陽の光を浴びれない子がいました。
その当時、携帯も無ければ病院にお世話になる事もなく大変だなぁって事しか思わなかった。
自分の兄が水頭症で左半身が不自由で、何にでも一生懸命な兄だったけど、大変だなぁって思うだけだった。
困った人は助ける。と漠然な事はあった様に思うけど、大人になって、色んな人と出会い色んな出来事にあい、1リットルの涙に出会いました。
その時に初めて難病という言葉を知りました。
病気は病院に行ったら治る。という考え方が覆されました。
15歳という大人の入り口に立って、これから色んな事を勉強して色んな事を感じて歩いていくって時の病気は本当に残酷だと思いました。
もし、クラスメイトであやさんが居て、私には何が出来ただろうと考えました。
先輩の、さちさんの様に、同じ時間を楽しいよと言う事が出来たのかなぁ。
結局は可哀想だなぁって思うだけかもしれない。って。でも、自分にできる事はしようと思う様になりました。
施設に募金をしたり、やはり困った人が居たら助けよう。と普通の事かもしれませんが、この本を読んでそう思いました。
あやさんが生きた証がこの本であり、お母さんの本も読んで見たいと思います。
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