Arthur:アーサー【タテヨミ】
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Arthur:アーサー【タテヨミ】

Poem

ヤンデレ攻めを優しく包み込むドM雄っぱい

2025年10月26日
最初、何話か読んだときに、絵柄が好きじゃないかなーとか、事件の内容難しそうだなーとか思い、さらに攻めに捨てられた元彼が出てきて、「こっちの方がオールバックスーツで見た目好きだなー」とか「じゃあメイン受けもいつかは捨てられる…ってコト!?」など思って、いったん読むのをやめていました。
しかし高評価レビューを見て、頑張って読む覚悟を決めました。結果、良い意味で思ってたのと違い、読んで良かったです。
まず、序盤の無理やり調教の暗い雰囲気がしばらく続くのかなと思っていたのですが、早々に調教が完了というか受けがドMを自覚して、以降は合意の上でのイチャラブSMプレイがずーーっと続きます。バリエーションも回数も1回のボリュームも多く、大変満足です。
そして、攻めが鬼ちくクズかと思ったら、悲しい過去持ちの精神的に未熟なヤンデレでした。受けを見たときの攻めの笑顔がニッコニコすぎて毎回可愛いし、むしろ攻めも犬みはある。ボルゾイ×シェパードのSMにゃんにゃんプレイをずっと見てる感じです。
あと、攻めの作画がCLAMP作品の憧れのお兄さん枠すぎる。その作画で迫力のドSプレイを見せてくれるので意外性が倍増してありがたいです。
さらに、受けの雄っぱいが途中からどんどん肥大していきます。たぶん攻めに引っ張られたり揉まれたりしたせい。画面に映るたびに「雄っぱいデッカ…w」とつぶやいてしまうし、自然に笑顔になります。これはこの作品を読んだ全員がそうだと思います。
ストーリーは複数の事件の捜査が絡み合って進むので、「この人はどの事件の誰だっけ?」ってなりますが、軽く説明が入るのでなんとかわかります。

ヤンデレ攻めは精神的に幼児なので、プレイ内容以外は度々行動の選択肢を間違えますが、それを理解ある受けくんがデッカ雄っぱいで受け止めてヨシヨシしてくれるので安心して読めます。
一度、攻めが受けを傷つける行動をとってしまい、関係の危機が訪れるのですが、受けが一瞬で許してて笑った。理解力と包容力がスゲ〜!!さすが雄っぱいがデッカいだけのことはある!!もうほぼ母犬だろこれ。
攻めが受けを犬として育てるつもりでいますが、実際は育てられてるのは攻めです。でもそんなところが可愛いです。今後も楽しみにしています。
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