このレビューはネタバレを含みます▼
クラスの女の子に送信したはずの受けのメールが誤送信で、なんと待ち合わせに来たのがイケメーンだったのだ!
というお話
このイケメンがさ…マジで心までイケメンなのよ
顔がいい高校生なんて大体チャラかったり意地悪だったり性格悪いのに(偏見)、この子は優しいの…
でも、こういう間違いから始まった系の物語は、絶対にどこかでバレるという結果になるので、優しい攻めと可愛い受けを見ながらもソワソワと「あー…いつバレるのかな…黙ってるままどんどん好きになってけば誤魔化せるけどそうはならないんだろうな…」「受けの友人2人がポロッと漏らすとかあり得るな…友人からバレるパターンかなぁ」とか「嘘に耐えられなくなって受け自ら告白するパターンもあるな…これはタイミングかなりムズいぞ…」とか思ってました
仲良くなればなるほどダメージが大きいから本当ソワソワドキドキした…。嘘という名の爆弾なんて抱えるもんじゃないよね本当
とまぁそんな感じで萌えつつも心ここにあらずでもあり…、みたいな気持ちが中盤まで続きました
(このあたりはネタバレ甚だしいのでこの辺までにしておきます)
前半のふわふわ浮かれた2人も凄く可愛かったけど、やっぱり中盤以降のヒリヒリした空気感を経て修復していく展開がすごく好きです
悪意があったわけじゃないけどずっと攻めに嘘ついてた受けが、最後にはちゃんと誠実に攻めに向き合ったのは偉かったし流石一貫していい子だっただけあるなとも思いました
この2人が毎年桜を見て笑いあっている姿をわたしも毎年ただただ見ていたい
久々に「壁になりたい」と思った、エモな2人でした