このレビューはネタバレを含みます▼
絵がいい!ストーリーも良い!登場人物の人柄が全て良い!悪い人はいないんだもん♡
お天ちゃんが可愛い♡
もう、主人公二人にとってとても幸せなシチュエーションだと思います。
旦那様の色っぽさ♡この流し目ね♡寅次の切れ長な目での眼差し♡旦那様だけに向ける眼差し。これがね、他の人に向けるのとの違いを描き切れる作者様の神技⭐︎
名も知らずに惹かれあい逢瀬を繰り返していたが、旦那様の一方的な別れに生きる力もなくす寅次。7年もの間、探して探して擦り足の生霊とまで言われるほど必死に探し、(胸が潰れるほどに切ないシーンだった)ようやく会えた時の喜び。でも、旦那様としては会いたくなかったのか?と不安も。
だけど、別れたその間、それぞれに恋焦がれあっていたとわかった。再会は胸が震えた。そして旦那様にお子がいたこと、結婚していたこと。ショックだったけど、妻との間には何もなかったと安心した。気持ちを通じ合えた二人を温かく見守る使用人たち。江戸時代の頃は大っぴらに受け入れられていたからなんでしょうね。微笑ましくて応援したくなる。
一巻一巻読切のようにお話がおさまるので大満足です。この先、二人とお天ちゃんの楽しく幸せな暮らしをもっと読みたいです♪