ちょっと江戸まで
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ちょっと江戸まで

津田雅美

美少年風女子の大江戸恋愛活劇

ネタバレ
2015年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 山育ちのソウビは実は身分ある男と、茶屋で働いていた美しい娘との間にひっそり生まれた子供。
母も祖父母にも死に別れ、箱根の宿で働き過ごしていた。
そんなある日、面倒を見てあげろと旗本の父の今際の際の遺言で腹違いの兄に引き取られた。
腹違いの他の兄弟は皆、其々良いようにはからわれたが、ソウビは南町奉行を務める兄の子供の頃に瓜二つ。
1人くらい武家の血筋を引くものもいるかもしれないと、侍の子として育てられることになった。
しかし、父のセクスィDNAを引き継いだソウビはどう見ても美少年に見えるが、実は女の子だった。
そんな女の子には見えない、美少年のソウビと水戸のこれまた美少女にしか見えない若様とのドキドキワクワクなラブコメディドラマ。
水戸の若様は花よ蝶よと育てられたが、いざという時は皆のリーダーになったり、頭のキレが鋭い。
笑いながらも、スカッとする気持ち良いストーリー。
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