このレビューはネタバレを含みます▼
最初に何気に“ゴーストアンドグレイ”を読んでハマってしまった?
人物の繋がりが分からず、ストーリーの面白さだけで最新話まで読んだ。
その後、各シリーズを読み、この9番目のムサシ最初のシリーズを1番最後に読む事になった。そんな訳でやっと、橘悟とムサシ篠塚高との出会いを知る事が出来た。
篠塚高(ムサシ)はUBの一桁の数字のエージェントで、物心ついた頃あたりから訓練されていた…って事かな?ハイジャック解決の時は小さな子供だったし。
感情が無いロボットのような篠塚高が、任務で慎悟に出会って人間性を取り戻して行く。付き合い出した二人だけど、普通に生活して居る慎悟との葛藤が繰り返されて行く。お互いの気持ちのすれ違いもとより、慎悟の身の危険が伴い篠塚高が心を痛めて行く。そしてある決心をする場面が辛い。篠塚高が死んだ事に偽装する場面だった。
だけど篠塚高を愛して諦めない慎悟は、彼女が生きていると信じ、やがて二人は再会するのが良かった。
私が個人的に感じた事は、慎悟に出会う前に13歳にしてUBの任務でロシアに行った時、リーダーとして指示を出していた篠塚高に、UBの一員ナンバー21の影響もあったんじゃないかなと感じた。彼はUBの一員らしからぬ感情の豊かな男性(男子と言った方が良い?)が後の慎悟と重なったのではないかなと思った。任務を終えた帰り際のナンバー21の死で、篠塚高の中では感情の芽が芽生えて居たのではないかと思った。
その後16歳で、任務で慎悟の護衛についたのが二人の始まり。読んでいて、慎悟が篠塚高の足を引っ張って居るんじゃないかとヤキモキしたことがあったけど、全シリーズを読むと慎悟の存在の大きさも理解できた。