瑠璃垣夜子の遺言
」のレビュー

瑠璃垣夜子の遺言

宮下未紀

しっくりこない終わり方

ネタバレ
2015年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 金持ちの養子である夜子。夜子は龍一郎という血の繋がらない兄のことが大好き。夜子は兄のためなら何でもできる。なぜなら、7年前のある日、いじめっ子の雷花(兄のいとこ)を殺して海に沈めることで、夜子を守ってくれたから。。。でも、兄の17歳の誕生日の日、雷花と一緒に海に沈んだはずのかんざしが兄のもとに届けられる。そして、雷花にそっくりな幽霊が姿を現わす。かんざしを届けた犯人は?なぜかんざしが存在するの?幽霊の正体は?そもそも雷花は本当に死んだの??
という始まりで、最初はとても楽しく読めましたが・・・なんか全てにおいて話の内容が浅く、終わり方もえっっ?結局どうなったの⁇としっくりこない終わり方です。話の設定自体は面白いのにもったいない…期待して読み進めると、私のようにがっかりするかもしれません。絵は見やすかったので、おまで星三つです。
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