悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています
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悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています

宮緒葵/伊東七つ生

はぴ……メリバ?……どっちだろう

ネタバレ
2025年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 伏線の張り方が上手だなあと思います。
細かいところで、こう繋がってたのねーというシーンがありちゃんと回収されてました。
ただまあ、なんか、ハピエンかと言われるとわからないですね。
個人的には執着勝ちみたいな話はメリバだと思うので、わたしにとってはメリバでした。
ー以下ネタバレー
ラストに現代に戻ってからの、えっしてれば魔力循環で生き延びられるだの、
えっしてれば同じ存在になれるだのは過剰設定だろと思いました。
攻め側が全く反省していないというか、騙して丸め込んで、その先に主人公の幸せがあるとは思えないんですよね。
今はいいけど、この先泥沼じゃね?っていう後味の悪さがありました。
人という種を尊重しない、精霊という種族の驕りみたいなものがやべえなと。
あと、えっのシーンがめちゃくちゃ苦手できつかった。
しゅきぃ!ラメェ!はやくぅ! 系のシーンがお好きな方は大丈夫だと思います。
私は理性はがされた状態のエッチシーンが苦手なのでウヘェってなったのと、
そんな最中なのに突然主人公が理性取り戻す部分が、きっかけとなる会話があるにせよ、
この状態でそこだけ反応するのかよ。という違和感はすごかったです。
タイトル回収というか、タイトルが最大のネタバレじゃんていうね。
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