九龍ジェネリックロマンス
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九龍ジェネリックロマンス

眉月じゅん

登場人物みんなを好きになりました

ネタバレ
2025年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去に短期間ですが香港映画を観ていた時期があり、こちらの作品では香港の九龍を舞台にしており、忘れてしまっていた引き出しが開かれたような懐かしい気持ちになりました。

始めの数巻は、謎が膨らんで「分からない」で頭がいっぱいになりましたが、読み進めるうちに登場人物たちが解明していってくれてそういう話だったのか!と心を打たれました。

5巻で工藤さんが『田園』(玉置浩二)を熱唱していましたが、工藤さんの魂の叫びのようで見応えがありました。もし令子さんが歌うならどんな歌がいいかなと思い、妄想になりますが
『どんなときも』(槇原敬之)、『私以外私じゃないの』(ゲスの極み乙女。)、『長く短い祭り』(椎名林檎) を思い浮かべました。(1個人の独断と偏見です🙏)
見所たっぷりで余韻の残る、素敵なマンガに出会えて嬉しいです。

[追記2026.4.20] 最終巻まで読了後、1巻から再読しました。 「絶対の私になりたい」「生きる意味が欲しい」
レコぽん、楊明、みゆきちゃん もがきながら一歩ずつ前へ進んでいく姿に勇気をもらえた気がします。

過去の出来事に自責の念があった工藤さん。それでも6巻で爆発があった時に、ガレキ処理の有志組合長になり、率先して住民のために動いていた。工藤さんの人柄による行動とともに、令子さんの想いも受け継いでいるのではと感じました。心で泣いて、顔で笑う時期が長かったと思うので、これからいっぱい幸せになってほしいです🍉🚬

長々と失礼しました。素晴らしい物語をありがとうございました。
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