神統記(テオゴニア)(コミック)
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神統記(テオゴニア)(コミック)

青山俊介/谷舞司/河野紘一郎

前世要素が無い方が趣味

ネタバレ
2025年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日曜の無料読み企画で1巻を読んでみました。中立の星3。
前世要素が邪魔をして入り込めませんでした。離脱です。
異世界ファンタジーとしては、けっこう王道な印象。村の様子とか、古代な雰囲気がなかなか良いです。主人公が滅んだ村の出身であるとか、転生要素が無くても十分におもしろいものになりそうでちょっともったいない。
転生要素が中途半端。前世の知識で無双するわけではなく、断片的に前世(おそらく現代日本)の言葉の記憶が出てくるくらい。前世の自分がどんな人間だったかも主人公は把握していない状態です。1巻では。これは、この先、作劇の都合の良いタイミングで都合良く主人公の前世の記憶がよみがえる可能性が強く、そういったご都合展開は苦手なので読み続けるのはやめました。

魔法には具体的イメージが、っていう理論は好きなのでそこは良かったのですが、回復魔法を使う時に「具体的イメージ」と言いつつ、おぼろげな前世ワードで成功させていたのがものすごくテンション下がりました。何もイメージできてないじゃん。
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