つれない先生とお節介な俺の戀戀365日
」のレビュー

つれない先生とお節介な俺の戀戀365日

ZIYO

すんなり読める

ネタバレ
2025年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 台湾人漫画家さんの作品です。
今まで外国人作家さんの作品や翻訳作品をいくつか読んだけど、感覚が違うのか セリフや反応や表情に違和感があってハマれないことが多かったです。でも、今作はそういった違和感がなくすんなり読めました。
アメリカの大学のポスドクから台湾の大学の助教となった日本人の宗介と指導する台湾人院生の俊彦のお話。馴染みのない国で初めての大学教員としての仕事。そりゃ緊張するし身構えるよね。おまけに指導学生がタトゥーの入ったガタイのいい子となれば固くなるのも仕方ない。宗介が気合い入れてる割にちょっと抜けてるのが微笑ましい。徐々に二人の距離が縮まる過程で、真面目な宗介が教官と学生としての関係性を忘れないように頑張るところとか、習慣が違うから距離感や態度の受け取り方に悩むところとかが丁寧に描かれていて共感できました。
台湾の情報も知ることができて面白かったです。
星4.4
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