焦がれた糸を結んでおやすみ
」のレビュー

焦がれた糸を結んでおやすみ

内海ロング

運命の人を待ち焦がれていた二人の出逢い

ネタバレ
2025年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命の赤い糸が見える百合野慎二朗は、出版社勤務で本庄悠先生の担当となります。初めての担当にドキドキしながら先生のお宅に伺うと、自分の小指に糸というには太すぎるリボンが巻き付いているのに気がつきます。そのリボンは、どんよりした髭のオッサン•本庄先生の小指に結ばれていたのでした。人嫌いの先生は、百合野が打ち合わせしようとするといつも爆睡してしまいます。実は本庄先生は人の心の声が聞こえてしまう体質のために慢性的な不眠に苦しんでいたのですが、百合野の心の声だけは聞こえず、さらに百合野といると他の人たちの心の声も聞こえなくなるので緊張が解けて眠ってしまうのでした。「お仕事頑張るから添い寝して」という作家先生のお願いに応えて、本庄先生が執筆して百合野がコーヒーを入れ、二人並んですやすや眠るという平和な時間が重ねられます。やがて両片想い状態になった二人が、お互いに自分のしていることがセクハラじゃないかとビクビクしているのがなかなかピュアで可愛らしく、描きおろしのエロシーンもほんわかしていました。
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