僕はすべてを知っている
」のレビュー

僕はすべてを知っている

高久尚子

乗り越える底力を目の当たりにした8巻!!

ネタバレ
2025年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 加賀さん✕金沢先生のレビューのみになります↓

6巻あたりまではさ、わたし間違いなく攻めの遅漏の話で切なくなったり苦しかったりしてたのよ
傍から聞いてれば二人はラブラブなんだし、
大きな障害もないし、
当て馬もいないし、仕事もお互い順調だし、
エッチで攻めがイカないくらいのことは些末では?
と当初はそう思いながらも、でも読み進めれば読み進めるほど、
いや、相手が自分じゃイケなかったら悲しいな…
自分のこと本当に好きなのかなって不安になるな…
もっと合う相手がいるって思っちゃうかもな…
と思い始めて、攻めの気持ちと受けの気持ち、それぞれに泣けました
どうしょうもないことだし、どうにもならないことだから苦しいんだよね
相手を好きだから苦しいんです

そう思いながら読んでたのよ

でもさ。

イクとかイカないとかこれ最早もうそーゆー話じゃないな…?

と薄々感じ始めた7巻

そして、決定的に『攻めの遅漏の話はいつの間にか脱してた』的だなと確信した8巻(最新刊です)

8巻は凄いぞ…
遅漏で悩んでいた2人が、遠恋で悩み、そもそも根本的に相手に本音を話せなかった関係が浮き彫りになり、環境の変化に対しての捉え方や立ち向かい方を描き、極めつけは攻めが(ちょっと前に伏線張られてた)指輪のくだりを実行に移す…あうあう

わたし攻めの遅漏が治ったら泣くんじゃないかなって思ってたんです
それくらい2人にとって苦しいことだったと思うし、もしここを越えられたら私もドバドバ泣くって思ってた
でも違いました。
解決はしてなくても、2人はそこはもう既に乗り越えてたんだね。
だから8巻はドバドバじゃなくて、ニコニコで読みました
このシーンが笑顔で読めて良かった
本当にそう思います

きっとこの先も、2人にとってこれ以上辛いことはないって思うようなことが起こって、それをもし乗り越えてもまた次の試練があるし、でも2人の絆と愛情がそれを覆して塗り替えていくんだろーなと思います

それをずっと見てたいな
私はこの2人がとても好きです
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