末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~
」のレビュー

末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~

玉木とらこ/まさき

すっごくよかったです!

ネタバレ
2025年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤児だった主人公「メアリー」は触れた人物の髪色に変わる事ができる『ギフト(この世界観の中で誰もが授かる何かしらの能力)』の持ち主だった為、第三王女「レオノーラ殿下」の影武者となるべく幼い頃から厳しい淑女教育に耐えていた。

成長し侍女として仕えながら都合よくこき使われる日々を送っていた中、
第三王女の父である国王陛下からの命で辺境の田舎貴族の婚約者候補が現れる。
どうしても王族としか結婚したくない王女は、影武者であるメアリーに婚約者候補の瑕疵を見つける密命を出す。

心根の優しいメアリーと無骨だが誠実な辺境伯嫡男は少しづつ心の距離を縮めつつあったが、
隣国の王太子の訪問でその見目の麗しさから一目惚れした第三王女は、婚約者候補を退け、なんとか隣国の王太子に取り入ろうと画策するという流れ。
そしてその計画は全てが第三王女の思う通りに事が運び、王女は隣国に嫁ぐ事になる。

しかし・・・

努力の人「メアリー」の優しさと行いが報われるお話です。
第三王女の傲慢で怠惰な生活は、実は自身の身を削っていっていたという事実。
その陰で影武者として日々修練を積んでいた主人公は、見えないうちに自身に徳を積んでいた
という事だと思います。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!