ふしぎなともだち
」のレビュー

ふしぎなともだち

新井煮干し子

心からの友人がいれば

ネタバレ
2025年12月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても抑制がきいている。過度にドラマチックなことは起こらない。
出会って、だんだん仲良くなって、なんだか気になる、欠かせない存在になっていく。
ありきたりなようで、得難く尊いストーリーだなと思います。
孤高のオタク由岐くんと、明るくコミュ力高い和くん。ふたりは一見ぜんぜん似ていないけど、同じ作品を見て共に涙する、感性は共通するものがあるんですね。
全編ほぼふたりしか出てこない。
それでも平凡な毎日が好きな子の存在でちょっとキラキラする感じが鮮やかに描写されている。
「1人の心からの友人がいれば、大抵のことはなんとかなる」という作者あとがきの言葉が沁みます。
心からの友人が恋人になるって、最強なんだな。実はこういうのが一番羨ましい。
絵柄は松本大洋リスペクトっぽい感じで、好き嫌いは分かれそう。私は好きでした。
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