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今月(7月1日~7月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ひらやすみ

    真造圭伍

    実は選ばれし者のストーリー
    ネタバレ
    2026年5月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リアルに挫折だったり、焦りだったり、劣等感だったりを描いているようで、私のような底辺の人間から見るとこれは選ばれし者たちのストーリーだった。
    ヒロトくんは俳優としてセリフ付きの役を獲得していたし、赤の他人のばあちゃんから一軒家を譲ってもらうほどの素敵な人。なっちゃんは狭き門である美大に現役合格して、なおかつ在学中に漫画家として編集担当付きになる実力者。仕事に忙殺されるよもぎさんはと言うと、元俳優と小説家という男性2人から恋愛感情を抱かれる魅力的な人。あかりちゃんは受賞するほど絵の才能があり、周囲からも認められる美少女。
    結局私が共感できるのはヒデキだけなのかもしれない…。
  • パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます

    芸子

    主人公にイライラ
    ネタバレ
    2026年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私だったら、クソだんなが娘の大切にしているぬいぐるみを強引に不倫相手の娘にあげてしまった上に、娘を傷つける言葉を吐いた時点で、もう絶対に許さないし絶対に娘から引き離すと思う。
    どんだけ憧れの相手だったとしても、一気に醒めるレベルのことしてるよね?
    娘が完全に父親に対して醒めているのに、母親の方がいつまでもウジウジと夫に執着していて、イライラしました。
    そしてあれだけ娘に対して心無い感じだった夫が、別れるとなった後でいきなり誠実になるのも、同じ人ですか?と違和感を感じました。
  • 姫ばあちゃんとナイト

    佐倉イサミ

    老婆と大型犬・・・。
    2026年2月22日
    実際に犬を飼っている身としては、老婆が大型犬を飼うというシチュエーションに胸騒ぎしかしません。
    私は独居の高齢者が犬を飼うのは無責任だと思います。いくら周りに見守りの人がいるとしてもです。
    犬はどんなに賢くても犬なので、何かのきっかけで我を忘れてしまうことが「絶対にない」とは言い切れません。例えば、他の犬に挑発されたときや、雷、野生動物など不意の刺激を受けたときなど。レトリバーの体重は大体25~35キロ。それが本気でひっぱったとき、よっぽど鍛えている人でない限り高齢者が持ちこたえることはできないでしょう。実際に周囲で飼い犬に引っ張られて骨折した高齢者を何人も見ています。
    また、高齢者はいつ何時健康上の問題で犬の世話ができなくなるかわかりません。犬の寿命はだいたい12年。状況はまさに犬と飼い主のチキンレース。仮に犬が先に弱ったとしましょう。25~30キロを老婆がひとりで介護するのは現実的ではありません。逆に飼い主が先に弱ったとしましょう。犬は満足に世話をしてもらえなくなり、誰かに引き取ってもらうしかなくなります。要するに姫ばあちゃんとナイトは引き裂かれる運命に向かってまっしぐら。
    可愛いお話ですが、これを読んで「老後は大型犬と暮らしたいわぁ」なんて夢見る人がいないことを願います。
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  • BANANA FISH

    吉田秋生

    1985年連載開始!
    2026年2月18日
    今から40年くらい前の作品。当時の少女漫画としては、異色で画期的だったのでは。
    絵柄は最初はむっちゃ「AKIRA」で、どんどん繊細なタッチへと変転。
    ものすごく引き込まれて読んでいましたが、後半にいくにつれて、だんだん熱が冷めてしまいました。
    と、いうのも作者のアッシュに対する「萌え」が強すぎて、どんどんアッシュが特別な存在になり、人間離れしてゆく。
    周りの男たちがみんなアッシュに夢中だものな。
    作者は俳優のリバー・フェニックスのファンだったのですね。私はむしろキアヌー・リーブス派(どうでもいいですね)。
    英二、普通の男の子が暗黒の世界に巻き込まれるという面白い立ち位置なのに、もうちょっとがんばって欲しかった。
    初期の、向う見ずに高跳びで塀を乗り越えるというような見せ場がもうちょっとあって欲しかったな・・・。
    ラストはやっぱり狂おしい気持ちになりました。不朽の名作です。
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  • ピットスポルム

    三上志乃

    BLの基本形
    ネタバレ
    2026年2月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人気となるBLの基本を押さえられていると思います。
    可愛くて健気な受けと、ハイスペック(顔がいい、おうちが金持ち、天才)で受け以外はどうでもいいと思っている攻め。
    でも、小田島くんが勉強しなくて女の子と遊んでばかりでも学年1位取れるのって、進学校ならありえない。なぜなら進学校には地頭がいい人が集まっているはずで、加えて努力もできる人がトップを取るはずだから。なんの努力もせずトップを取れるなら、そこはあまりレベルの高い学校ではないんでしょう。
    さらに出てくる女の子たちがみんなうすっぺらい。顔がいいからって小田島くんに抱かれるために列をなしているみたいです。小田島くんのつるんでいる友達は、小田島くんが女子にもてまくるおこぼれを貰うために仲良くしているんだそうです。まともな先生もいなそうで、小田島くんが喧嘩をしたら資産家の親に気を遣ってる割に、へんな地下室みたいなところに閉じ込めてます。なんか、雰囲気悪すぎない?矢野くんわざわざこんな変な学校くるより、地元の普通の真面目な学校に行ったほうがいいと思う。
    まぁ、ファンタジーなので。文化祭の女装、修学旅行と、腐女子のファンタジーは網羅されているみたいです。
    絵柄はきれいで読みやすい。読ませる力はあります。しかし中二女子が考えたみたいな世界観です。
  • コスメティック・プレイラバー

    楢島さち

    人気なのはわかります
    ネタバレ
    2026年2月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLのツボは押さえられていると思う。
    可愛い受け、とにかくハイスペックな攻め(顔がいい、おうちが金持ち、天才、料理ができる…みたいな)。
    でも、いくら男同志だからって、あんな始まり方から恋に移行するなんてあります?
    どんなに恰好よくても、ハイスペックでも、私は嫌悪感あります。
    そして、可愛い棗さんの喋り方はなんとなく少年ジャンプの主人公みたいです。
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  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    天使
    ネタバレ
    2026年2月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とことんツイてないコーキさんのところに、天使が文字通り降って来るお話。
    同じ作者の「にいちゃん」のどぎつさからは信じられないくらい清らか(笑)!
    強面なのに繊細な優しさで天使を保護するコーキさんと、可愛い顔して結構ドライで毒舌な天使。
    孤独なふたりがひっそりといたわり合い、寄り添って、最期には・・・。
    小さな希望の火が灯るラストが素敵でした。
  • にいちゃん

    はらだ

    すごかった
    ネタバレ
    2026年2月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すごかった、としか感想が出てきません。
    ふたりだけで完結する世界。おぞましいけれど、切実な、何らかの美しさも感じてしまう。
    でも、ゆいが男の子ではなく女の子だったら、どうしても、もっと嫌悪感を抱いてしまったとおもう。
    にいちゃんも、ゆいも、洗脳されてしまったのだろうか。
    幼い頃に、愛とは違うものを愛と刷り込まれてしまったんだろうか。
    痛ましいです。普通に出会えたらよかったのにね。
    まい が、BLにありがちな薄っぺらい女の子じゃないのがよかったです。
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  • 鉄楽レトラ

    佐原ミズ

    夢の交換
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 許されない行為で大好きなバスケの夢を手放した一ノ瀬君は、一度だけ出遭った藤本さんの存在を支えに、彼女の敗れた夢を引き継いでゆく。
    ふたりは別々の場所で、相手から受け取った夢を叶えるためにひたむきに奮闘する。その過程で、一ノ瀬君は、それまでは手に入れられなかった心から信頼できる友人や仲間に出会い、成長してゆくのです。
    主人公以外のキャラも丁寧に描かれていて、特に一ノ瀬君の親友になる市川君の恋の話がとてもよいです。
    しかし、妹のなまり(銘椀)ちゃん、すごい名前だな…。
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  • 25時、赤坂で

    夏野寛子

    世界に2人で立ち向かう
    ネタバレ
    2025年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ きらびやかな俳優同士の恋を描いているようで、これはまったく会話劇。
    ひょうひょうとしながらも不器用で、常に孤独がつきまとい、世の中とどこか距離をおいている。
    そんな2人がお互いをみつけて、すれ違いながらも結ばれるまでが1巻。
    その後は俳優の仕事にまつわるさまざまな出来事や日常の些細なことを2人が(時には1人で)乗り越えていく。
    あえてベタを外しているかのような軽妙な会話が見どころで、あまりに外しすぎていて結局2人にしか意味がわかっていないんじゃないかと思うようなシーンもしばしば(私の理解力が及ばないのかもですが)。
    絵柄がとにかくきれいですね。
  • ふしぎなともだち

    新井煮干し子

    心からの友人がいれば
    ネタバレ
    2025年12月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とても抑制がきいている。過度にドラマチックなことは起こらない。
    出会って、だんだん仲良くなって、なんだか気になる、欠かせない存在になっていく。
    ありきたりなようで、得難く尊いストーリーだなと思います。
    孤高のオタク由岐くんと、明るくコミュ力高い和くん。ふたりは一見ぜんぜん似ていないけど、同じ作品を見て共に涙する、感性は共通するものがあるんですね。
    全編ほぼふたりしか出てこない。
    それでも平凡な毎日が好きな子の存在でちょっとキラキラする感じが鮮やかに描写されている。
    「1人の心からの友人がいれば、大抵のことはなんとかなる」という作者あとがきの言葉が沁みます。
    心からの友人が恋人になるって、最強なんだな。実はこういうのが一番羨ましい。
    絵柄は松本大洋リスペクトっぽい感じで、好き嫌いは分かれそう。私は好きでした。