きみの横顔を見ていた
」のレビュー

きみの横顔を見ていた

いちのへ瑠美

読んでいて虚しい気持ち誰も幸せにならない

ネタバレ
2025年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋って..そんなあっさり?切り替え?諦め?られるものなの..??
4巻まで読みましたが、出てくるキャラクターがあまりにも美しく、魅力的で、読めば読むほど魂が吹き込まれている。この子達は画のはずなのに生きている。と感じる程この本の魅力に惹き込まれました。
どの子(主要の4人)も先生含め純心で一途で..きっと下心ややましい気持ちはあってもその高貴で浄らかな魂は汚れる事を知らないのだろうな..(?)と。
その反面で、向いてる矢印♡→が噛み合わな過ぎて、すれ違いまくっててア○ジャッシュのコントでもここまではいかんぞ!?と涙目になりながら報われて欲しい気持ち・期待が全空振りに終わるという怒涛の展開に心と体が分離しそうな程の衝撃を受けました。全員が全員聖人過ぎて人間味がない..というか不憫で観ていられないほど可哀想になり残ったのは何も実らない虚無感..。
読み進めてもフラれたキャラ達はスカッと清々しくしてますが読み手の心は打ちのめされてばかり。4巻読み終え、もう4人分の人生分メンタルボコボコになり鉛を埋め込まれたかの様に今重苦しい気分です。
私の少女漫画の根幹が王道(様々な弊害を乗り越え育んで成熟しハッピーになっていく物語)なので、まるで真逆をゆくストーリーにジェネレーションギャップを感じ、私にはとても持ち堪えられない斬新な物語だった!以上、終わり!と切り捨てられたらどれだけ楽だろうと..。登場人物全員に我が子の様な情が湧いてしまった今の私には頼む誰か一人でもいいから気持ちを真っ向から受け止めてその震える肩を抱きしめてあげてくれまいか?と土下座したい面持ちで新刊を待つ事しか出来ません。
この971文字を全消しして、最高でした。の一言で書き替えられる日が来るのを心待ちにしています。厄介オタク・アンチは逆に激重ファン等という俗世の言葉が有りますが私がその類でレビューする日が来るなんて思いもしませんでした。もう少女ではないのにこんな新鮮な初めてを経験させて頂き勉強させて頂きありがとうございました。誰かの幸せは誰かの不幸せ..それを体現された本だと思う個人的な感想ではありますが、全員が全員は無理でも、一人ひとりのひた向きな想いが報われる未来を切に願っています。素晴らしい作品に巡り会えたご縁に感謝いたします。ありがとうございました
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