エリオと電気人形
」のレビュー

エリオと電気人形

島崎無印/黒イ森

圧倒されるストーリーと画力

2026年1月2日
とてもよく練られたストーリーです。昨今の指数関数的なAIの進化を直面しているととてもSFだからと終わらせることもできず、まるで数十年後の現実を見せられているような気がします。ロボットが心を持つのか、というのは永遠のテーマですが、膨大なデータを学習してアウトプットされる情報と、反射的に生じる感情と実質的に何が違うのか。そもそも人間自体一人一人の感情がどう異なるかなんて客観的に測定できない上に、同じ質問をしてもAIによって回答は違う、もしかしたら観測できていないだけでもうすでに意識らしきものがあるのかもしれません。物語を通して、壮大なアニメーションを見ているようで、繊細な絵柄のタッチと世界観が完璧にマッチしています。
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