蜘蛛の褥
」のレビュー

蜘蛛の褥

沙野風結子/奈良千春

シリーズ2作目

ネタバレ
2026年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜかシリーズが出版社をまたいで出版されているこのシリーズ、教えてもらえわないと順番も分からなかったです。
1巻目読まなくても大丈夫ですが、1巻目に少し久隅さんが出てきたり、こちらの巻でも八十島セキュリティサービスが活躍したりあるので、読んでおいて損はないかなという感じです。
話としては個人的にはこちらの方が好きです。

同級生が再会するある意味定番のパターンかもしれませんが、内容は定番じゃなくて、面白かったです。
入れ墨を焼くシーンで2人の関係がぐっと近づきましたね。
あと、なんといっても当て馬の木内がいい働きというか、気持ち知っててそんな態度だったとは驚きでした。
それを言葉じゃなくて、体で示させる久隅。ひどいけど、久隅の本気が伺えて、とてもよかったです。
Hも最初は無理矢理だったかもしれませんが、神谷の方もむしろ自分からいってたようなで、悲壮感はなく、2人のプレイぽい感じで、いろいろ楽しめました。
高校生の時のあの思い出から、小説では2人の関係を歯車に例えられてましたが、つながりがあっての今があるように思いました。
神谷の性格を砂で表現してて、2話目のタイトルが濡れた砂なのも表現がいいし、香水の下りもなんだかんだ好きです。
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