目に虎の宿るが如し【タテヨミ】
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目に虎の宿るが如し【タテヨミ】

今日だけを生きる兄弟

完成度が高すぎる

ネタバレ
2026年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何往復したか、
分からないくらい読んでいる作品。

韓国BLはこれが初めてで、
全く期待をせずに読み始めただけに、
作品の完成度にかなりの不意打ちをくらった。

最初の二、三回は、不覚にも涙した。

表紙や冒頭のエロに騙されないで頂きたい。

この作品は、歴史物、身分差、主従もの。
時代背景を意識して、身分差エピソードを
強く押し出している。

攻めは、従者(最下層の身分)。
褐色イケメン、体格がいい、とにかく主人に対して一途。
ハートは熱い、強い、太い。
受けは、主人。色白美人、剣技が優れている、体格がいい、冷静沈着、(分かりにくいが)超優しい、繊細、ハートはガラス製。

長い話ではあるが、各エピソードに無駄はなく、
綿密に練り込まれ、
言葉一つ、所作一つ、シーン一つ読み飛ばせない。
見逃せない。

受けは、大変難しい人。強いのに、弱い人。
幸せとは言い難い幼少期から今に至り、
容易に心のうちを見せなかったのが、
攻めの熱いグイグイに、厚い氷が溶けていく。

2人の純愛を、世間が容易に許さない時代背景ではあるが、
屋敷内、身内にはかなり関係をオープンにしており、激しめのエロをかなりの頻度で展開するものの、
外界に対しては攻めの存在を完全秘匿している、というところで、
当然無理があり、物語が加速する。

受けが囚われ、火事から決死の思いで攻めが
受けを救い出し、
最後は、全てから解放された2人が、
晴々とした顔をしていて、こちらも嬉しくなる。

そして外伝10話へと続くのだが、
読み手としては物悲しいが、
2人にとっては幸せな結末を迎える。
そして、現代へ、、
この展開には驚いた。
この完結篇が待っていたとは。

結論。
時代を超えて、ハピエンです。
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