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今月(8月1日~8月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 紫の夜に僕をさらって【電子限定描き下ろし付き】

    鶴子

    あやうい幸福
    ネタバレ
    2026年7月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ エロい。
    安定感のある高い画力。

    触手モノを見てるような感が強く、
    回を追うごとに、
    主人公が悦の境地に至るようになり、
    エロさが加速していく。

    幼い頃から鬱屈した闇を密かに心に抱えながら、
    懸命に社会の中で常人であり続けようとした主人公。
    ある時、ある魔物に取り憑かれ、
    意思疎通のないままに犯されるようになる。

    次第に触手的魔物に心を許し、名を与えるように。

    ただ、この作品はあくまで主人公目線のみなので、
    触手的魔物の意思や言葉は物語の最後まで表現されることはほぼなく、
    犯す目的も理由もイマイチ深い理由はない様子。

    ただこの魔物は、一定の執着心を主人公に対して持っている。

    そしてこの存在が、
    結果的に主人公の瓦解寸前の精神を、辛くも世間と繋ぎ止めていて、そこに物悲しさを感じる。

    エロは見応えがあるが、
    物語の重要なファクターとは言えない。

    何らかの救いのある擬似ハピエン展開があるかと
    思っていたけど、
    主人公が、魔物との共存を選択し、
    幸せな精神世界に在り続けるという結末でした。

    ハピエン好きには、
    ちょっとだけ悲しいような、
    でもよかったね的な、嬉しいような、
    そんな複雑な結末。
  • ファントムルース~魔女が夢見た最後の楽園~

    石据カチル

    美しく謎めいた世界観に惹き込まれる
    ネタバレ
    2026年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 描き込みの丁寧さ、安定感のある美しい作画、
    謎めいた美しい登場人物たち、、、

    うっかり試読したら作品世界に魅了されました。

    主な登場人物は3人。
    ヒロインは貴族の出でありながら、
    街で商いをするような自立した子。
    そして、彼女を取り巻く2人の美男子。
    1人は銀髪の幼馴染、調香師。
    1人は黒髪褐色の妖しい雑貨屋。

    ヒロインは幼い頃に「何か」があり、
    未来が少し見える子になった。

    その頃出会ったのが銀髪幼馴染。
    2人の付き合いは長く、
    作品の早い段階で相思相愛を確認するけど、
    なぜか、キス、ができない。
    彼の側に「何か」があって、
    したいのに、できない。

    そして、ほどなく、ヒロインの夢の中で思わせぶりな言葉を引っ提げて迫ってくる黒髪褐色美男子。
    単純にヒロインが好きって感じでもなく。
    現実世界にも現れる。

    銀髪はヒロインに悪いものがつかないような
    「仕掛け」を施す。

    黒髪も黒髪で、
    銀髪に気づかせるような「爪跡」を彼女に残す。

    単純にヒロインを取り合う三角関係なのではなく、
    3人ともが、過去にも出自にも謎を含んでいる
    匂わせがあって、面白い。

    まさかの、、、
    カチル先生の作品の後日談というかスピンオフというか、、、!!!
    ここでアンヘルに会えるなんて?

    まだまだお話の序盤。

    今後の展開が楽しみです!
  • 弊社のふたりは、まだ未遂らしい。【単行本版】

    湊はつはる

    疲れている時に癒されるために読むBL。
    ネタバレ
    2026年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 内容が薄いわけでも、濃いわけでもない。

    楽しい。ただただ面白い。

    仕事に邁進したいがために、
    匂わせBL関係を社内アピールしているうちに
    なにやら相思相愛に。
    互いのモノローグとツッコミが面白い。

    とても楽しい。

    結構な頻度でBL漁りをしているけれども、
    短期間に何度も読み返した作品は久しぶり。

    エロはない。皆無に近い。
    チューが、あるかないか。
    それも事故的な(笑)

    なのに、なんだかホッコリして、癒しを求めて
    何度も読みに来てしまう。

    絵は、繊細過ぎず、粗過ぎず、の安定感。
    ノリとテンポがとても良くて、楽しい。

    疲れている時に、BLを読みたくなるときに
    咄嗟に手を出してしまう、そんな作品。

    オススメです!
  • ノイジールームメイト ~家ナシになったのでイケメンと怪異つき物件で同居始めました~

    緒崎カホ

    エロは、ない。なのに、イイ。
    ネタバレ
    2026年3月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最新刊では両思いキスがいっぱいで、
    ウキウキしてしまった。

    いや、キスだけなのに。おかしくない?
    なぜこちらまで嬉しくなるのか。

    なぜなら、この2人を数年間見守ってきたから。

    最初は、BLカテゴリでもないような内容だし、
    ジャンルだったと思うけど、
    この手前3冊くらいから、ゆるりと
    ヒートアップしてきて
    読み手もジワジワ盛り上がっていた。

    あ?やっぱりBLカテゴリだった?
    時間かかったね、ここまで。
    でもすごくうまくオカルトと絡めてきてるから
    不自然さなし。応援さえしてるくらい。

    不器用攻めイケメン、奥手な黒髪受け君、
    互いに好き、を自覚して、晴れて両想い。

    この作品のいいところは、
    すぐにエロに向かわないところ。

    だから、チューがすごく貴重で、
    チューだけなのに、ムラつくのは、
    先生の表現力が巧みだからです。

    もちろん、攻めイケメンに子供の頃から
    固執するヤバいキレイめ土地神や
    払い師の先輩2人の過去話も気になるところ。

    いくつかのエピソードが、
    うまく同時並行していて、
    ウブな、ウブ過ぎる2人の恋路も絡めて、
    大変面白い作品です。
  • 蛇王さま、恋が分かってない!【タテヨミ】

    C.C.cat/DuckKing

    まだ分からない。
    ネタバレ
    2026年2月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 17話現在。

    多分?中国作品。
    端正なマジメ蛇好き道士と
    美しいオレ様の妖、蛇王。

    まだまだストーリー全体の序盤戦と思われ、
    BL方向にさえあまり動いていない。

    とりあえず道士側の勢力と妖たちが対立してて、
    初っ端にいとも簡単にマジメ道士が蛇王の結界を破り、
    蛇になった蛇王を連れ帰って、溺愛、
    自分の眷属にしようと奮闘する毎日、、
    だけではないのだが、大筋ではそんなところ。

    ちなみに。
    溺愛、と言っても対人型とではなく、
    あくまで対蛇というか対ペット的な。

    人型蛇王には興味ない道士なので
    エロ展開になりそうでならず。
    いまのとこ冒頭が一番エロい。

    どっちが攻めでどっちが受けかも
    はっきりとは分からない。

    世界観は中国よりの空想世界。
    登場人物の名前とか、舞台設定を覚えるのがハードル。
    でも全般、無理やり日本設定に書き換えられてなくてよかった。

    最近、そう言う作品をよく見かけて、
    途端に物語が不自然になるから好ましく思ってなくて。

    とにかく絵が上手い。美しい。
    身体の線や指先、髪の描き方、とにかく美麗。

    にも関わらず、2頭身キャラも頻発。
    可愛いです。
    全然シリアスじゃありません。
    美麗な絵でおちゃらけが結構あります。

    長い付き合いになりそうで怖いけど、
    楽しみな作品です。
  • 御曹司のセフレから逃げられない

    藤原旭

    面白い!けど、絵が途中で変わります?
    2026年2月19日
    スパダリ攻め、途上中アイドル受け。
    台詞まわしが面白い。
    テンポが良い。
    好きです。

    ハピエンものをサラリと読みたい人向け。

    私は、絵を重視するところがあるので、
    6話から、急激に画風が変わったことの方が衝撃で、
    結末まで楽しみきれずに終わった。

    奥付けを見ると、
    5話と6話の間に数年の開きがあるようなので、
    タッチが変わるのは致し方ないとは理解しつつも、
    別人が描いてるのかと思うほど変わっており、
    集中できなかった。
    1話2話が非常に面白かったので、
    期待値が高まりすぎていただけに少し残念でした。
  • 目に虎の宿るが如し【タテヨミ】

    今日だけを生きる兄弟

    完成度が高すぎる
    ネタバレ
    2026年1月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何往復したか、
    分からないくらい読んでいる作品。

    韓国BLはこれが初めてで、
    全く期待をせずに読み始めただけに、
    作品の完成度にかなりの不意打ちをくらった。

    最初の二、三回は、不覚にも涙した。

    表紙や冒頭のエロに騙されないで頂きたい。

    この作品は、歴史物、身分差、主従もの。
    時代背景を意識して、身分差エピソードを
    強く押し出している。

    攻めは、従者(最下層の身分)。
    褐色イケメン、体格がいい、とにかく主人に対して一途。
    ハートは熱い、強い、太い。
    受けは、主人。色白美人、剣技が優れている、体格がいい、冷静沈着、(分かりにくいが)超優しい、繊細、ハートはガラス製。

    長い話ではあるが、各エピソードに無駄はなく、
    綿密に練り込まれ、
    言葉一つ、所作一つ、シーン一つ読み飛ばせない。
    見逃せない。

    受けは、大変難しい人。強いのに、弱い人。
    幸せとは言い難い幼少期から今に至り、
    容易に心のうちを見せなかったのが、
    攻めの熱いグイグイに、厚い氷が溶けていく。

    2人の純愛を、世間が容易に許さない時代背景ではあるが、
    屋敷内、身内にはかなり関係をオープンにしており、激しめのエロをかなりの頻度で展開するものの、
    外界に対しては攻めの存在を完全秘匿している、というところで、
    当然無理があり、物語が加速する。

    受けが囚われ、火事から決死の思いで攻めが
    受けを救い出し、
    最後は、全てから解放された2人が、
    晴々とした顔をしていて、こちらも嬉しくなる。

    そして外伝10話へと続くのだが、
    読み手としては物悲しいが、
    2人にとっては幸せな結末を迎える。
    そして、現代へ、、
    この展開には驚いた。
    この完結篇が待っていたとは。

    結論。
    時代を超えて、ハピエンです。
  • ピザ配達員とゴールドパレス【タテヨミ】

    u-pi

    韓国BLもの、日本作品とは一味違う
    ネタバレ
    2025年12月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2部完から長い沈黙があって、
    ようやく3部、70話の配信始動。
    首を長くして待っていました。

    待った甲斐がある再始動。
    あまりにもドラマ的、感傷的展開で、
    BL漫画であることを忘れさせてくれます。

    この作品は、
    当初よりセリフやモノローグが特に素晴らしい。
    それがキャラクターに深みを持たせています。

    攻めは、バイト貧乏。親の借金肩代わり中。
    思慮深く、控えめ、優しい。
    受けにしか見えない薄幸の美青年。元はノンケ。巨根。

    受けは、金持ち。タワマン住み。頭の回転がいい。
    タチだったのに相手の純粋な好意にほだされて受けになった男。漢気に満ち溢れてる。
    のに、過去のトラウマなどがあり、心の病を抱えてる美丈夫。このギャップがいい。

    長すぎるほどの馴れ初めジレジレ展開。
    その間は少しの触れ合いがあるくらい。むずキュンです。
    受けのトラウマ病を、エロなしで攻めが優しく癒します。
    が、
    相思相愛を確認してからは、
    びっくりするほど怒涛のエロ展開。すごいヤリまくってる。

    受けによる金持ち的溺愛がこれまた良い。
    攻めが遠慮がちなのがこれまたイイ。

    エロは日本作品にはない激しさ。
    構図も素晴らしい。見応えあります。

    皆さんが語り尽くしているとは分かりながらも
    レビューを書かずにはいられないくらい布教したい逸品、
    作品名でややお客を逃してる感があります笑。

    韓国ものの特徴である「話の長さ」は、
    人によって好き好きが分かれます。
    こちらの経済的にも負担が大きいのですが、
    日本作品にありがちな、
    6話完結でコンパクトに無駄なく押し込まれた展開にはないよさがあります。

    じっくりと展開していく映画かドラマのような話で、読み応えがあるな、と思わせる、素晴らしい作品です。
  • 脈アリですかお隣さん!?【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】

    平飼やけい

    ギュッと詰め込まれた満足感
    ネタバレ
    2025年12月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語にありがちな、偶然が重なる展開が続くものの、非常に読後感がよい作品。

    絵も安定感があり、キャラに過度な女々しさはなく、男らしいイケメンたちを拝める。
    お身体も細すぎず太すぎず、の体格で、これまたよい。

    お隣同士。
    ひょんなことで攻めを受けが家に泊めてあげることからスタート。一晩のうちに受けが自身の恋愛対象についてサラリとカミングアウト、翌朝、受け→攻めへの同意無しキス、から始まる。

    攻めは、ノンケ、素直、優しい、不器用、イイやつ。
    受けは、経験者、一途、誘い受け、実は純な美青年。

    この後も、一瞬当て馬かと思われるヤバ系イケメンが登場したり、過去の因縁とか、勘違い、とか、自分気持ちにやっと気づきました、ハッピーエッチ、と言うような、まぁ、典型的なエピソードがもりもり続く。

    お約束な展開ではある。
    が、
    演出と画力、ストーリー運びの無駄のなさ、巧みさがそれらを感じさせない。

    エッチもほどよくあり、
    ストーリー展開に無理を感じさせないエッチ。

    一冊にコンパクトにまとまっているものの、物足りなさは感じさせない、時間を空けて時々読みたくなる、そんな作品。

    ハピエンはやはりイイ。
  • 激痛~執着の檻~【タテヨミ】

    KHAKILOVE/YAHAEYEONG/ZZYU

    劇的な展開はないけど、
    ネタバレ
    2025年11月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 完結したので追記

    、、、40話で完結。ちょっと、、消化不良。
    読み飛ばしてる設定やセリフがあるのかと
    再読したけど、う〜ん、やっぱり唐突感がある。

    結局は、
    攻めの強引なやり方に
    毎回悪態つきながらも飲まれる受け。

    出所する頃には、攻めに対して
    愛情、依存心を持つようになるけど、心理描写が
    ちょっと粗くて読み手としては同感できない。

    「ネーム」という設定も、設定として
    謎のまま終わった。

    攻めが結局、何者だったかも、よくわからなかった。

    散りばめられた伏線が、どんなふうに回収されるのか
    面白そうで期待していたけど、
    想像とは違った帰着点で完結しました。

    毒親によって不遇な子供時代を共に過ごした2人が再会して、
    攻めの執着心による軟禁から愛情が芽生えた話でした。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    監獄の中でのお話。2人とも罪を犯して収監中。
    受けは元ホストで罪は軽犯罪。華奢美人。気が強い。口悪い。
    攻めは具体的に明かされていないが、
    殺人を犯していると思われる。筋骨隆々。いいカラダ。
    やることは強引だが、何のかんのと受け君を甲斐甲斐しく世話する年下。

    攻めは収監中にも関わらず、何やら裏で暗躍しており自由度の高い生活ができる特権を持っている。
    受けと独房(と言っても家電も揃ったマンションのようなのだが)での2人生活をスタートさせる。

    まあ、暇さえあればヤリまくる生活になるが、
    意外にも受けがそれに慣らされない現実的な展開が続く。
    受けは気丈で、口汚く攻めを罵ったりして
    正気と常識を失ってはいない。

    ただ、もともと幼馴染なので、攻めに対して、嫌悪感はそれほどない模様。

    31話現在、攻めが数日不在にしている(監獄外で犯罪に関わっているのではないかと匂わさているがミスリードかも?)うちに、
    やや受けが攻めを恋しく思うような描写もあり。

    華々しい展開はないけど、面白そうな予感。

    ちょいちょい二頭身的なデフォルメもあり、
    シリアス一辺倒ではない。
  • ラジオストーム

    Team S&S

    骨太BL
    ネタバレ
    2025年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 12話現在、追記修正。

    新しいBL世界観。
    この物語独特の攻め受けの共生観念があります。

    殺伐とした、内戦のような状況下の現実世界ではないシチュエーションで展開。
    加えて設定が意外にアレコレあるので、
    まずその段階で読み手を選びます。

    謎を多く取り込んだ世界で、訳あって、
    2人で旅する(逃避行と言うのとはまた違うけど、ただの旅でもない)中で、多少のエチはあるものの、
    相思相愛ではないので、夢見る展開は一切ない。

    甘々や、エチや、キュンはほぼ皆無なので、ご注意を。

    無気味な世界ではありますが、BL抜きにして
    気になる設定、今後の展開を期待させます。

    天然で素直で賢い受け君のウブさ、
    屈強で冷徹でスキのない攻め君が時折見せる純な優しさ、
    メインの2人が、本人達も知らない運命的な繋がりに気づき始め、少しずつ心と身体の距離を縮めているところ。

    飛び抜けて美形なキャラもなく、
    ドキドキの展開もありませんが、
    BLを意識せずに、謎の世界を軸に展開される読み物として面白いです。

    今後の展開が楽しみです。