このレビューはネタバレを含みます▼
ウィンダリアの雪月花と呼ばれる月の女神の愛娘を巡る物語。
ウィンダリア侯爵家に生まれる美しい容姿と不思議な力を宿した娘たち。王家の者は必ず雪月花に恋をし、執着する。
雪月花はその存在の特異性から不遇を被り、非業の死を遂げることも少なくなく、彼女らを虐げる者は女神の報復を受け、次の雪月花が生まれるまで国が荒れると云われている。
そんな雪月花を守るため、王家と侯爵家に伝わる不文律。
「ウインダリアの雪月花を束縛してはならない
虐げてはいけない
何事も望むままに…」
今代の雪月花であるセレスティーナは弟以外の家族から認識されず、生家で忘れられた次女として世間から扱われているが、家族が気付かぬうちにやりたいことを実現するために貴族籍を捨てて市井に下りちゃうなかなか行動力のあるヒロイン。
おっとり、のほほんとした感じの可愛らしい少女なのが、庇護欲をそそるので第ニ王子のルークが惹かれたのも無理はないのか、それとも雪月花故の運命か、呪いか?
ルークはセレスティーナに恋情ありありだし、イケメンで彼女を真剣に案じている様子から、最初に見たときは彼がヒーローかと思ったけどヒロイン逃げてる時点でこれはヤバい相手のほうだよね。しつこそうだし、保護の名目で囲い込みそうだし。あ~これ、不文律に抵触して痛い目みそうな人…。
ギルト長のアヤトや冒険者のリドとか、事情を把握してる国王とか、セレスティーナを守る力のありそうな大人もいるから単純に考えれば王子様から逃げきるために『姿を隠す』ってことなんだろうか。
続きが気になって調べたら、ラノベも6巻まで出てるし『なろう』でも執筆継続してるみたいだからもっといろいろあるのかなぁ?
作画も可愛らしくておとぎ話みたいな設定が気に入ったし、結末まで気になるので購入続投決定。
ノベルのほうは『なろう』が完結したら一気に通読したい。