このレビューはネタバレを含みます▼
全力でお薦めしたい作品です。くれの先生の作品は短編でもやっぱり良質。
高校生のときから付き合っている大学生CPのお話。攻めの桔平くんがうさんくさいタイプの眼鏡男子で、言動も態度もなんとなく軽いので読みはじめの印象は決して良くなかったんですが、受けの宗親くんの態度の変化に対してちゃんと正面から向き合ったところあたりから、がらっと印象が変わりました。真相を聞く前に宗親くんへ伝えた言葉たちも素敵だったし、真相を聞いたときに笑わず真剣に受け止めたこと、これまでの自分を顧みて素直に反省したこと、あらためて自分の気持ちをはっきり伝えたこと、全部なかなかできることじゃないと思います。普段の態度は軽薄でも、肝心なときには茶化さないし真っすぐな桔平くん、あなたはいい男だよ!こういうところに宗親くんは惚れたんだろうなと、宗親くんが好きになった瞬間は描かれていないものの、自然と想像させてくれます。
思いのすれ違いが解決してからのエッチはめちゃくちゃ愛に溢れてて最高です。受けのフェに攻めが具体的な細かいリクエストを出すのは、場合によっては奉仕させてる感が強くなっちゃってあまり好きじゃないときもあるんですが、こちらのCPでは桔平くんの言い方が優しいこととか、かわいい、愛しいと思ってるのが滲み出てることとか、フェ直後の宗親くんに愛のこもったベロチューをすることとか、全然嫌な気持ちにならないどころか幸福感があってドキドキしました。桔平くんから宗親くんへのお返しのフェが長くて丁寧で、宗親くんがめちゃくちゃ気持ち良さそうで、桔平くんは本当に宗親くんが大好きで可愛がりたいんだなって伝わってきて、なんともいい相互フェでした。
最後にどうでもいいことですが、桔平くんは眼鏡してないほうが好みです!