このレビューはネタバレを含みます▼
お屋敷の坊っちゃんとメイドさんの話。
触ると『死』命を奪う呪いがかかっている坊っちゃん。
お屋敷は離れみたいな所で家族とも別に暮らしている。
人が全力で疎遠にしてくるし、
自分も何かに触れてしまってはと恐怖でいっぱいに。
でもメイドのアリスだけは、
触れないけれど、ギリギリの距離まで近付き、
煽ってきたりもして傍を離れない。
このふたりのもどかしさは読んでいて切なく、
触れられないという距離感が更に愛を育むような、
触ったら『死』を意味するのに、
この先どうなるのか、非常に気になって、
最後まで読まずにはいられなくなった。
途中まで凄く良かったのだけど、
登場人物が増えたことにより、
緊張感が薄まったような気がして、
戦わなくてはならない場面も何か、
『思ってたんとちゃう』
と感じてしまった。