「青の遺伝子
」のレビュー

青の遺伝子

佐竹笙/猫柳ゆめこ

大人の恋愛からしか得られない喜びがある!

ネタバレ
2026年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 佐竹笙先生の作品は、これまで7冊読んできました。
その中でも特に好きな作品が「天馬の貴公子の箱入り花嫁」なのですが、今作「青の遺伝子」はこれまでの佐竹先生の作品とは良い意味で一味違った雰囲気となってます。

自分の本棚にあるお気に入りBL小説をざっと見てみると、もちろん好きなジャンルもありますが、1番は文章力のある作者様が好きなんだということに気付きました。
そして、佐竹笙先生は、確かな文章力があるので、最後まで夢中で読むことができました。

※ ここからネタバレです。

佐竹先生があとがきで「最近書いている商業BLとは違い、攻め・受けの恋愛というよりは、ダメな男二人の人生を垣間見る話で、読む人を選ぶかなと思っています。とはいえ、私自身はとても気に入っている話です」とおっしゃってました。

まさに先生のこの言葉がピッタリ合う話だと思い、思わず心の中で拍手しました。そうなんです!甘酸っぱい青春BLもイイですが、時々大人の恋愛が読みたくなるんですよー!!先生そんな作品を世に生み出してくれてありがとうございます!

この「青の遺伝子」という作品は、佐竹先生の本を読んだことがない人も、読んだことがある人もどちらにも自信をもっておすすめします!
「執着攻め✖️美形受け」が好きなら騙されたと思って一度読んでみてください。きっと、ライトノベルというよりは一つの文学作品(ただし、BLなのが最高)を読む経験ができるはずです!
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