高橋留美子 人魚シリーズ① 人魚の森
」のレビュー

高橋留美子 人魚シリーズ① 人魚の森

高橋留美子

私の永遠の読書の森の入口にもなった作品

ネタバレ
2026年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人魚と人間達の話。

高橋留美子先生の作品はどれも傑作ばかりだけど、
これは外せないなという作品のひとつ。

人間の業、欲深さ、儚さを凝縮した作品だと思います。

人魚の肉を食んだばっかりに、
不老不死になった男女、なり損ない。
食んだその時の年齢で止まるから、
子供の時ならそのままで生き永らえる孤独。

生きたいのに生きられない、
死にたいのに死ねない。
この命の取り合い探り遭いが、
どうしようもなく怖くて切なくて悲しくて、
でも少し可笑しくて。

永遠に読めそうなくらい。
こういった上質の森から、
私の永遠の読書が始まったのだなと。
感謝しかありません。
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