4月の東京は…
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4月の東京は…

ハル

嗚咽する程泣いた作品は初めて

ネタバレ
2026年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出会ってから、何度も読み返しています。
最初はドラマから入りました。
何となく見つけて見てみようと本当に軽い気持ちで見たら涙が止まらなくて…
切なくて、ハッピーエンドなのにずっと辛くて、思い出して落ち込んで…
それを繰り返しています。
ドラマを見終えて、原作も読みたくなり購入させて頂きました。
内容を知っていたので最初1回読み終わった時は泣かなかったのですが、夜寝る前に読み返そうと思い読んでいたらもう、涙が止まらなくて嗚咽する程泣きました。
辛すぎる…蓮が背負ってきたものがあまりに大きくて…
ずっとずっと辛い。
真田に蓮が襲われる所が私的には1番辛くてトラウマです。
今思い出しても泣いてしまいます。
真田のセリフがドラマでは優しめになっていましたが、原作はもう本当に酷い。
ゲイであることを全否定する様な言葉で、差別的な言葉も出てきます。
真田に「お前の親はお前がホモだと知っているのか?」と言われて、絶望したあの日を思い出すんです。
全てを失った日、親に囲まれて睨まれて辛い言葉をかけられたあの瞬間が幻覚として現れるんです。
ここがもう…辛すぎて…
絶望。それ以外の言葉は無いです。
でも、こんなに辛い瞬間なのに浮かぶのは和真なんですよね…
蓮は穏やかな恋に憧れていたんです。
特別な事は何も望んでいなくて、ただ好きな人と一緒に居たかっただけなんです。
和真だけが蓮の世界だったんです。

なのに失ったものは本当に大きかった。
蓮にとって和真は人生をかけてでも守りたい、愛する人だった。

こんなに何日も落ち込んだ作品ないです。
ハッピーエンドなのにハッピーエンドまでがこんなに苦しい作品初めてです。
BLだからこそ描けた作品だと思います。
しっかりセクシュアリティに踏み込んで描いている。
辛いけど何度も読み返したくなる。
きっとまた何度も読み返すんだろうなと思います。
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