4月の東京は…
」のレビュー

4月の東京は…

ハル

泣いた…!!傑作!!読むべき!!

ネタバレ
2026年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 隠して隠して嘘をつき通して守ろうとする愛と、探して探して見つけ出して守ろうとする愛。
爽やかなタイトルと表紙からはこれ程の内容とは想像つかなかった…とにかく本当に素晴らしい!!喪失と自己犠牲と再生の深い深い愛の物語です。
2人の間の出来事と真実が、それぞれの視点で少しずつ明らかになっていく構成と伏線回収が見事。読み終わって全て知った上で、またすぐ読み直したくなる。2人のその時々の気持ちを確認したくなる。
少し気になった点が3つ。和真と蓮の母親の髪型が似すぎて見分けがつきにくかったのと、和真の母親の「女の子だったら」発言。これは、やっぱりそういう認識なのかと思わせる敢えての選択かな。あとは蓮の家族との関係が気になる。蓮はたった一人で本当によく耐え抜いた。家族にも蓮の真実を理解してほしいけど、あの一族ではやはり難しいのかな。
登場人物全てに意味があり過不足ないのも凄い。人物はもちろん、背景の描写やコマ割りも映像を見ているような感覚で素晴らしい。
読んでて苦しくなる部分もあるけど、最後にはこの上ない多幸感と爽快感に包まれます。
本当に読んで良かったと思える作品。傑作です。
ぜひ1人でも多くの方に読んでほしい。
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