このレビューはネタバレを含みます▼
1人目はあざと女子。2人目は推し活女子。3人目は限界主婦。という感じで主人公が変わっていきます。ざまぁ系だったり、スッキリ系だったり。オチは様々です。モノローグで心情もわかりやすく絵もシンプルで見やすい。
1人目は『親に尊厳を傷つけられてきた女の子が他者の尊厳を傷つけ生きている』という設定なんですが、このタイプの子に傷付けられた側からすると「お前の育った環境なんてどうでもいいんだよ、お前も不幸になってくれ」という感じはややあります。多くの子供の問題は家庭環境や親の影響らしいですが被害者からすると知ったこっちゃない。彼女は「私は親の被害者だったんだ!」と気付いて終わり、ということはなく良質な大人へ変化していくと思います。が、何年も沢山の人達を傷付けてきたので、その分嫌な目にあって欲しいと思ってしまう自分もいる。
女の子が色々な経験をして大人の女へ成長するのはとても素敵です。可愛い女の子でいるほうが男ウケも良く、環境によっては馬鹿な女の子でいる方が楽です。女の子のまま、おばさんになる人もいる。しっかりした大人の女性になるのは勇気がいる事かもしれない。『かつて女の子だった人たちへ』というメッセージの宛て先は、大人になる事が出来た女性達という事でしょうか。大人になれなかった人達は体の大きな子供ということですかね。