ライドンキング
」のレビュー

ライドンキング

馬場康誌

1巻の表紙見て面倒な青年漫画と思いきや

ネタバレ
2026年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカルでハイセンスなファンタジーものでした。漫画が上手過ぎるにもかかわらず異世界転生というトレンドもしっかり取り入れる時代感覚のセンス。難解さもなく、画力も高く、フラグの散りばめ方、回収、ギャグセンス、ワードセンス、見せ方など高レベルなファンタジー漫画。本当にありがたい。タイトルにぶれず、主人公が一貫して色々なものにライドオンするだけ。戦闘漫画にありがちな、敵が出て来て、戦って、ライドオンして仲間になって(?)、の繰り返しですが被りネタ全くナシ。主人公が既に強いので戦いの中で苦しんだりもがいたり成長しない分、周りのキャラ達が大きく成長します。泣ける時さえあります。キャラ達は見分けやすく、それぞれが魅力的。各巻の表紙に露出の高いお姉さんやイケメンお兄さんもいない。タイトルと中身だけで購入させてくれます。展開が早く、ずっと面白い。普通ならつまらなくなりそうなシーンもサクサク進む高テクニック。こんなに早く進んで大丈夫?早く終わってしまわない?と不安になります。緻密に設計されたのか連載しながら構成したのかは分からないですが流れる様なストーリーは他に原作あったの?と思う程です。主人公が経験豊富で文武両道、無敵で知的で教養があって遊び心もある、かっこいい大人なのも良いです。ただの乗り物狂いのおじさんだけど。
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