夢みる惑星【愛蔵版】
」のレビュー

夢みる惑星【愛蔵版】

佐藤史生

今の日本の状況と通ずるものがある

ネタバレ
2026年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を思い出す時 真っ先に思い浮かぶのはイリスがとても魅力的な主人公だったという事。
繊細で大胆、大人で少年、見た目の美しさに反する現実主義な内面、そして聡くて切り替えの早いイリス。その切り替えの早さが発揮されたラストがとても好きでした。

科学技術や先見によって人類が滅亡する様が見えていても、人心・人身を動かすのは難しい。そんな世の中というものを、この漫画で学びました。
必ず来るとされる大地震や、温暖化の影響による自然の変化。イリス達の置かれた状況と、今の日本の状況とわりかし近いものがあるのでは。王(政治)・信仰・アイドル 人を動かす3つの力が描かれていたけれど、現代では最も力を持つ政治がどうなのかなあ…だからなあ。
アスカンタの人民とは違い、人々が無知ではないのだから、イリス(カリスマ)に頼らず自分達でしっかり考えなきゃならないのかもしれませんね。
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