天使を買った伯爵
」のレビュー

天使を買った伯爵

ケイトリン・クルーズ/篠原正美

ラストがねぇ

ネタバレ
2026年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 契約婚だし、ヒロインは最初から「金のために結婚した、10万ポンドくれ」と言ってるし、だったらヒーローも割り切って子供を作ることを優先したらいいだけなのに変に不貞腐れて「この傷のせいなんだろう!」とかヒステリー起こすからどんどん「素直になりたいのになれない恋する二人」みたいな空気になってく。二人の意志と関係が完全に契約婚から離れたのはヒーローが情緒不安定になるからなんですが、自分でそうなるように仕向けておいてヒロインがその気になって愛してるを口にすると更に情緒おかしくなるヒーロー。もう何がしたいんだよ…とイライラして読むのが苦痛になる。最後はスンッとしたツラで迎えに来て愛してる愛してる連呼して、コロッと信じるヒロインが許して終わり。そこは列車に飛び乗って欲しかった。一度ヒロインに捨てられて、ヒロインの母親を探し出してガツンと叱って脅しかけて、二度とヒロインに迷惑かけないように誓わせるくらいのことはして欲しかった。幸せそうなシーンが全くないラブストーリーって、正直どうなんだ?と思う。子供が生まれてからもヒーロー、ずっと闇落ちした顔のままじゃないですか。ヒーローが笑ってるの、出会いの日だけですよね。これってハッピーエンドと呼べるの?
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