洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。【電子単行本版/特典おまけ付き】
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洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。【電子単行本版/特典おまけ付き】

燦河ミツル/谷六花/麻先みち

ヒーローが守るといいながら刺してくる。

ネタバレ
2026年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令嬢が断罪の絶望から魔力の暴走状態に陥り身を焦がして1巡目終了。
そして始まる2巡目。というやり直し物。
同じ過ちはしないと悪役令嬢的な行動を避けるも、作為的に非常識な行動をする人間と大衆に周知されていく。
しかしそれを救う筈のヒーローが糞。

父親の強制力から逃れる為に家を出ると決めると、その話を聞きつけてならば王城に住めと話を付ける。
私の事を心配してくれているとヒロインの心が上がるも「貴女が寮に入ったら寮生が萎縮するから迷惑」的な冷水を浴びせ即座に叩き落す。
打上げて上空で叩き落してダメージ上げるドラゴンボールかな。

2人でお茶しているその傍で「王子は迷惑している」といった嘲笑の声に強張るヒロインを慰めもしない。
声の主を窘めもしなければ否定すらしない。

当て馬令嬢が本棚で事故に遭った際も、身を案じて駆け寄ったヒロインに「ヒロインに指示されて本を取っていたらこうなった」と嘯き、謂れのない虚言にゲームの強制力を感じて言葉を失うヒロイン。
状況説明を求めた癖にその声を待たず失望したと思わせるクソデカため息でもういいよと遮断、当て馬令嬢を姫抱きでその場を去る。
結果ヒロインから避けられるようになるがその原因を理解できない。
事後の周囲の評価(当て馬とお似合い)に勝手に決めるな僕は彼女一筋だと人目の無い処で自己主張ばかりで現場で傷ついたヒロインの心中は気にもしない。報告する側近共々頭が悪い。
こんな奴らが内偵してるの?

二人きりの時だけ溺愛してますとばかりに「君を守る」「僕は君の味方」「僕を信じて」と甘い言葉を吐くが、事故や鉢合せの話には自らは触れて来ない。
しかも内偵先でも同じフレーズを使うものだから言葉に重みが無く、全く心に寄り添えていない。
殴った後に情で絆すDV男?傷付けてる自覚が無いだけそれより醜悪。
守ってる場面どこ?囮にしてるだけだよね?

「君を傷つけたくはない」と独り言ちてはいるが、ヒロインの心を抉り続けてるのは王子自身。
挙句に「君を貶められて許せるわけがないだろう」って掌返しの断罪者気取り。
お前だろ?貶める処か心までザクザク刺してるの主にお前じゃん?
お前が与ダメージランキングぶっちぎりで優勝だよ?

冤罪から救える目撃者の証言も「王子の(作戦の)タイミングに併せる為」なんて理由で黙らせヒロインを絶望の淵に追い込むし、ほんと糞王子。
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