このレビューはネタバレを含みます▼
本当に全体的に荒削りって感じの漫画だと思います
作画も頭の先からつま先までもっと丁寧に描いて欲しいと思ってしまうけど、時々すっごく魅力的に表現している場面があり、それで全て持って行かれてしまう。例えば、屋上で初めて越前谷くんの素顔が見えたとき。カラオケでりおを春田たちの前から連れ去ったとき、りおに初めてライブを観てもらい微笑んだとき。越前谷くんの愛情がすごく伝わってきて、上手いな!と思わされました。決して好きとは直接伝えてないのに、こんなに全身から好きを発信している。いやもう好きって言ってないか?言ってもいいんじゃないか?
あと気になるのは、親友の美少女モテモテ香月の魅力がイマイチ伝わらないのとモテエピソードが中途半端なところ(知らない人に声掛けられて一緒にいるりおを待たせてまで何故いちいち対応してるのか謎だし)春田も良い奴と思わせておいて実はそんなでもないし、香月が好きなのにりおに好きだったと言われてトゥンクってなって色々アピってくるし(もう好きじゃないのに可哀想に…)てか春田はこの先いろいろ引っ掻き回してくるので段々とウザキャラになってきます。
りおがなんとなく痩せたり丸くなったりしてないか?という点も気になる…でもりおは一貫して優しくて強くていい子でめちゃめちゃ好感がもてます。その真っ直ぐな可愛らしさがこの作品を支えていると思います。
この両片思いはそろそろ終わりにして、恋人同士になってからの2人を早く見たいけれど(死神キャラ問題や人気バンドマン問題をどう乗り越えるのかとか)しばらくは2人のモジモジが続きそうです。
本誌アプリでも最新話を追ってるけど、やっぱり単行本として持っておきたい、また読み直したいと思えるくらい好きだし、よい作品だと思います!