黄昏流星群
」のレビュー

黄昏流星群

弘兼憲史

最近作には感動出来ない事が増えました

ネタバレ
2026年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ aiして欲しいは、以前に同じネタを読みました。
その時は人型ロボットだったかな。
単に、寂しい主人公が人工的な未来の技術に癒されて、
それが暴走するという単調なストーリーです。

絵が上手いので「読ませられる」のですが、薄っぺらい。

「小学校時代に級長だったが腕力で敵わなかった男子同級生と、
老健施設で再会した人生の成功者の主人公が、高齢になつても
再び子供時代の上下関係に苦しめられ、マドンナを奪われ、
男泣きに泣くのだが、それをじっと優しく見ていた施設の目立たない
女性に励まされ、その女性は天界からの使いだった。」
という、複層的な筋書きと比べると、同じ人が創作した漫画とは思えないんです。

老健施設で無力な高齢男性の涙には感動しました。

量産しなくてはいけないため、たまにこう言った「手抜き」のような、
ファンにとっては残念なストーリーの回も生まれるのですね。

「天国に行ける薬に副作用があったという」パライソの回もそうなのですが、
この作者はどうも未来系、怪談系の話だと、上手なストーリーテラーになれないようなのです。

毎回毎回、珠玉の作品にならないことは仕方ない事ですが、
上手な回と、イマイチな回の乖離が結構あります。
特にここ数年、あまり感動しない回が増えてきたようです。

そろそろ年齢的にも、この作品はあと何年間描いたらお終いだと、
ゴールを設けて、その期間だけは、
全力投球をして頂けたらと思います。
ずるずると、連載を続けることが作者、読者の幸せとは限りません。
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