愛され皇妃のゆううつ
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愛され皇妃のゆううつ

清音圭

国政にまつわる陰謀と愛が育つ過程が楽しみ

ネタバレ
2026年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 武勇の将軍を父に持つヒロイン「明霞」と皇帝に即位したばかりの「青嵐」は、父の門弟として共に武術を研鑽しあった幼なじみ。
二人の結婚から始まる物語は、いろんな面で才覚に溢れているのに色ごとに関しては全く無頓着で超がつくほど鈍いヒロインと、それらをぜ〜んぶ許容した上でヒロインを愛(イツク)しむヒーローという構成(微笑ましい♡)
二人の掛け合いも軽妙で良いのですが、1巻で「青嵐」の危機に単騎で助けに行く「明霞」の凛々しい姿がとっても好みでした。
ただ、その立場上幼い頃からずっと命を狙われ続ける「青嵐」の背景がよくわからないままの進行なので、読者は戦乱の時代的に察して読み進めるしかないのは、少し説明不足な印象を拭えません。
恋愛模様と国政の陰謀との両天秤で進むと思うのですが、戦闘の場面で誰とどう戦っているのか、もう少しわかりやすい描写にしていただけるといいなぁと思います。(特に2巻では、爆薬とおぼしきモノを投げた敵に、阻止しようと動いた明霞とそれを助けた青嵐のコマは少し迫力にかけました)

とはいえ、1巻で起きた事件が2巻の事件に繋がっていて、ずっと関連性があるのも好ましい展開で期待が膨らみます。
作家さまも本作に熱を入れていらっしゃるようで、雑誌掲載時の描写を単行本になる時、わざわざ描き直しをされる程こだわりをお持ちのご様子。
シリアスタッチの主人公二人の顔も超好みです!
これからに期待を込めて応援したいと思います。
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