このレビューはネタバレを含みます▼
ヌイス先生の作品で既読の「6と7」「てぺとる」「愛してるから嵌めさせて」「蝶の眠る庭」とは全く異なる異質な作品だと思いました。
歪んでいる。闇深い。共依存。執着。無理やり。リバ、3Pまであります。
コンビニで圭吾に助けられたハルキ。何となく仲良くなった2人だがハルキが圭吾のアパートで見たものは、、、。
幼い麻也は寂しかった。彼女に圭吾を取られたと思った麻也が取った行動とは。そこから圭吾と麻也の歪んた関係が始まる。
圭吾の大切なものを壊したい。あの時から麻也は完全にイカれていた。
自分は無理やりは嫌いなんですよ、本当に。でも物語を見届けるために読み続けました。
そんな中、扉絵のぬいがかわいくて癒しみたいになりました。
終わりの頃にうわっと声が出そうになったシーンがあります。あの表現は初めて見ました。衝撃でした。
終わり方はそうなりますかやはり、、、な感じがしないでもないような変な納得感がありました。もう抜け出せない歪み切った3人の関係。これって三人にとっては最高の幸せな状態なのかもと思いました。例え端から見たら正気の沙汰ではなくとも。
ここまで歪み切った共依存執着を描き切るとは。脱帽です。
購入してから読むまでに間が開きましたが、興奮して読後直ぐにレビューを書いたのは久しぶりかも知れません。
自分は作品説明も読まずに購入することも多い先入観なしで読みたいタイプなので、タイトルの意味がありそうと思いながらも読後に調べたら、3月の兎のように気が狂っている、という意味があると知りました。ピッタリのタイトルだと思います。