ポーの一族
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ポーの一族

萩尾望都

名作だと思います

2015年8月7日
私が中学生の頃に読んだ、初めての萩尾望都作品でした。もう数十年前のことです。
未だにこの作品は、私の中の少女漫画第1位を誇っています。
作品全体に流れる、永遠の時を生きねばならない哀愁、愛するものを失う悲しみというものが、歌うような詩で語られるその美しさに一瞬にして心奪われました。
それまで持っていたヴァンパイアに対するイメージを180度変えてくれた作品でもありました。
萩尾さんは言葉がとても綺麗だと思います。最近はこういった作家さんを見るのが少なくなってきたように思います。
いつまでも読み継がれて欲しい作品ですね。
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