夜呀~咲き乱れる王の花~【タテヨミ】
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夜呀~咲き乱れる王の花~【タテヨミ】

choya/sanhong

とても面白い!

2026年3月17日
とても面白い作品なのにレビュー数が少ないのが残念で、居ても立ってもいられず初めてレビューを投稿します!笑

主人公の中殿様(ヤハ)は聡明で、民や周りの人のことをいつも思い気にかけている心優しい女性だけど、閨での自分本位な王様の行為に苦痛を感じ、最後までできないことで自分を責め、悩んでいる女性です。(痛くてできないのは自分のせいじゃないのにー!)

王様は生まれながらに体が弱く、また国を納める者としての器量に乏しいことから劣等感が強い為、賢く健気で奥ゆかしいヤハのことを中殿に相応しい女性と認めつつも、その聡明さに嫉妬心を抱いています。(でもお顔は美しくて眼福です笑)

そしていつでも正しくあろうとする中殿様とは対照的な、自由奔放で甘え上手な(しかし超強欲で傲慢!)元奴婢の女官は、手練手管で王様を巧みに落とし、その子を身籠ることで絶対的な権力を手に入れることを目論みます。

ここまではよくありがちな人物構成ですが、この物語で一番魅力的な登場人物は中殿様の絵の先生です!

中殿様の絵の先生は物語の序盤では身分も名前も明かされず、謎多き人物です。しかも絵の先生とは名ばかりで、実は彼は王様との閨事が上手くいかず悩んでいる中殿様のお兄様が連れてきた閨教育の先生なのです!
もー、この先生が色っぽくて(笑)
先生の正体は物語が進んでいくに連れ徐々に明かされていくのですが、どうも訳ありで育ちが良く分別があるため、授業が進むに連れ中殿様にどんどん惹かれていくにも関わらず、一線から更に数歩下がった関係を維持しようとする姿が焦ったい!(なのに時々にとっても大胆♡笑)

お話の随所に出てくる刺激的で過激な描写にはわわわわーっ!となり、王様の寵愛を受ける女官が引き起こす様々な悪事にムキーッ!となり、中殿様に対する王様の態度に「あんたにヤハは勿体無い‼︎」と腹を立て、中殿様と先生の関係に焦れ焦れして、と盛りだくさんの内容で飽きることなく一気に読み進めてしまいます!

第一部の最後では私的に最高に盛り上がる展開に♡
第二部からは先生の過去と成長が鍵になりそうな予感。更に政治的な駆け引きの要素がお話に加わってきそうです。どうか最後はサイダー展開になり、ヤハが幸せになりますように!

お話の途中で先生の姉妹の呼称が姉から妹に突然変わり少々混乱しますが、お話の展開的にどうやら妹が正しいようです。
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