名前のない病気
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名前のない病気

宮川サトシ

まだ発見されていない病気

ネタバレ
2026年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一体なんなんだろう。名前があれば楽なのに、名前があれば落ち着くのに。治療法があれば。。。
我が家もまた何十年と精神疾患を患う姉がいるものです。
わたしは結婚をし、実家から離れました。
会わないから、もぅ治ったのではないかと錯覚し、会えば今日は調子が良いだけ?、調子が悪いとやっぱり治っていない、そんなことを考えます。我が家も3人姉妹で姉だけ、まだ実家で親と暮らしています。
私の幼少期には姉の自傷行為、両親への他害がありました、我が家も包丁やはさみ、屋上がよく出てくる家でしたが、姉自身歳を重ねて今は穏やかに暮らしています。
ただ、これが治ったのかはわからないのです。
こういった本を読むと私と似た経験をしている人がいるのだなぁと引き戻される思いです。
幸い、姉はアルバイトのようなことをして社会と繋がりがあります。ただ気分によって休みます。
この生活も親が用意したものなので、作者の兄のように両親がいなくなったら、遺産などで生きていくんだろうなぁと思います。

作者の両親はどんな気持ちで息子を置いて亡くなったのでしょうか。
中年になる中身は未成熟な兄、その兄に生涯悩まされる兄弟。私もそうなってしまうのかな。

幼少期、こういった体験をした方へは、すごく刺さると思います。
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