悪役令嬢の兄に転生しました【電子単行本】
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悪役令嬢の兄に転生しました【電子単行本】

よしまつめつ/内河弘児/キャナリーヌ

親が無理(特に父親)

ネタバレ
2026年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の頃は面白かった。
でも、最初の頃から両親にモヤモヤすることは結構あった。

主人公が何をどこまで学んでいるかを知らなかったり主人公を褒める描写もなかったり等、主人公への興味が薄すぎること。
主人公に興味がないから主人公が普通の子供じゃない(年齢の割にできすぎている)ことに気づかないまま妹にもそれと同じレベルを求めること。
褒めることはないくせに叱る時ばかり一方的に叱りつけてくること。
勝手に進学先を決めたり等、子供を所有物のように扱うこと。
貴族の凝り固まった価値観でいること。
(これは父親が強め。ケーキ頼むだけ頼んで全部一口食べてあとは残して帰ればいい、はちょっと悪役の貴族の生き様じゃないか?作ってくれた人への敬意とか、それを作るために使った食材への敬意は生きとし生ける全ての人が持っているべき価値観では?世界観としてそういう貴族が多いのはわかるけど、読み手の我々は現代日本人なので、そういう「普通」の貴族は正直印象悪いです)

これらはずっとモヤモヤしてました。

物語の主軸は面白かったので購読していましたが。7巻で愛想がつきました。

領民の目の前で「領民に媚びるな。説明する必要はない」とか言い始めては???って感じ。
そしてそれを「それこそが貴族なんだ」みたいに肯定的に描いてる(領民は安心して平伏すし主人公も一理あるなみたいに思ってるし領主代理もあの子は聡いから〜とか言ってる)のも意味わからない。
私がその世界の領民だったら領主への反感を持つが。
そもそも今回の一揆だって徴収された税の使い道についてきちんと教育されていれば起こらなかったし、主人公が説明したことによって理解が得られて一揆が収まったんだけどそれについてはどう考えてんの?
お前と領主代理の運営が悪かったから起こったことを子供が収めてくれたのに怪我はないか?とかよく収めた、とかの前に「領民に媚びるな!」は流石に愛想もつきます。

しかもその後に「無理やり留学させたし強く言ったし嫌われてないかな〜でもしっかり言わないとじゃん〜」とかメソってんのも鳥肌。
お前メソれるほど息子のこと愛してないだろ。族と戦った息子や娘を労う気持ち微塵もないもんな。
「息子を想って(笑うところ)厳しくできる自分」に酔ってるのか?

あと、主人公も妹愛とはいえ氷漬けにして壊して殺そうとするのは流石にやりすぎ、常軌を逸してる。
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