六人の嘘つきな大学生【プラス1】
」のレビュー

六人の嘘つきな大学生【プラス1】

浅倉秋成/大沢形画/杉基イクラ

秀作

ネタバレ
2026年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 憧れの超一流企業の一席を争うドロドロ漫画かと思いきや、構成・演出で印象、思考を↑↓作者にいいように転がされて最後には爽やかな読後感。就活を核に、社会の現実、嫌な部分を描きつつ、大きな視点で「人を(自分を)信じる」というテーマを見事に描ききっている秀作だと思います。

もう人事部宛の、最後の封筒が実にいい。
嶌さんと波多野は一票差。波多野の揺らぎが見えて人間らしく、このお話に深みを与えていて凄く良かった。
それを爽やかに流した嶌さん。かつて彼女に恋した波多野が、あれ以降トラウマを抱えていた嶌さんを救ったんだなと感じられ、心がじんわり温かくなりました。
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